今日は、久しぶりに暖かくいいお天気だったので、田越橋の近くにあるおいしいパン屋さんで買ったパンと、ハムすけはりんごジュース、私はミルクを買って、逗子海岸でのんびりくつろぎながら、遅めのランチをとっていた。

私は手にソーセージの惣菜パンを持ったまま、ぼんやりと光る海を眺めていた。
すると、突然、誰かに新聞紙のようなもので、頭をはたかれた。
「え?!」
と、びっくりしている間に、私の手から、さきほどまでかじっていたパンが、魔法のように消えうせていた。

あまりにびっくりしたので、犯人の姿を見ていないが、とんびだと思う。
空をくるくると旋回しながら、数羽のとんびが飛んでいる。

私は、とんびが襲ってくる気配を感じなかった。パンを咥えて飛び去っていく姿も見ていない。隣に座っていたハムすけに、「とんび見た?」と聞いてみたが、「見た」といったり、「見なかった」といったり、はっきりしない。でも、たぶん、新聞紙と思ったのは、とんびの羽だったんだと思う。

葉山コロッケで有名な「旭屋牛肉店」の店先に、「とんびが襲ってくるので、外で飲食する際は、ご注意ください」などという注意書きが貼られている。
一色海岸でピクニックを楽しんでいた友人から、「とんびが襲ってきて怖かったよ~。一口食べるごとに、お弁当箱のふたをしめたよ」と聞いたことがある。
森戸川に住んでいる鯉に、パンを投げている人がいるのだが、空中をさっとよこぎって、とんびがパンを横取りする姿も、何度も目撃している。
でも。
自分がとんびに襲われるとは思わなかった。ほんと~うに、びっくりした。

140円のパンだったのだが、まだ半分くらいしか食べていなかったので、70円分くらいとんびのやつに奪われたと思うと、ものすごく悔しい。
まあ、しかし、ハムすけやはーちゃんが襲われたり、連れ去られたりしたんじゃなくてよかった。
噂には聞いていたが、おそるべし!とんびめ!!


はーちゃんが、おっぱいを飲んでいるときに、乳首をぎう~っとかみ締めるのが嫌だ。
本当にとても痛い。
ハムすけは、こういうことをほとんどしなかったのに、はーちゃんはここ最近毎日やる。
「痛い~!!やめて!」と言いながら、はーちゃんの顔を見ると、かみ締めたまま、乳首をびろーっとひっぱって、にやっと笑っている。

なんか、脱力しちゃうんだよなあ・・・。自分が悪いことしているとは、全く思っていない、この態度。

ハムすけは、今、はーちゃんの真似ばかりしている。
歩けるのにずり這いで進み、お話できるのに「やいやいやい」とはーちゃんの声真似し、自分で食べられるのに「食べさせて」と甘えてくる。
はーちゃんが泣いていたら、一緒になって「あーん、あーん」と嘘泣きをする(かなりうるさい)。

ハムすけには、「言ったら分かるだろう、やろうと思えばできるだろう」という気持ちが働いて、つい叱ったり、怒ったりしてしまう。
たぶん、能力以上のことを要求していたり、理不尽に怒っていることも多いんだろうと思う。
それにひきかえ、はーちゃんには、「だって、まだ赤ちゃんだもんね」と、褒めることはあっても、叱ることはない。

だから、ハムすけは、はーちゃんがうらやましくてたまらないらしい。
はーちゃんと同じようなことをして、「ママ。怒らないで。はーちゃんにするように、僕にも優しくして」と言っているのかどうか・・・。
もしそうだったら、ハムすけは気の毒である。
ごめんねと思う。

でも。
はーちゃんと同じようなことをしているハムすけを見ていると、情けない気持ちにもなる。もうすぐ3歳になろうとするのに、赤ちゃんの真似をして、楽しんだろうか?
赤ちゃんは、一人で十分なんだけどなあ・・・。

はーちゃんはずり這いが上手になって、好きなところへ移動できるようになった。
手を使うのもずいぶん上手になり、ひっぱったり、つかんだり、つまんだり、うちあわせたり・・・と、いろいろなことができる。

ところで、はーちゃんは自分のおもちゃには見向きもせず、コンセントにさしたコードとか、ゴミ箱とか、ハムすけが苦労してつなげたプラレールの線路とか、ハムすけのおもちゃなんかに、ちょっかいをかける傾向がある。
月齢にあったおもちゃを与えましょうなどとよく言われているが、はーちゃんにちょうどといわれるおもちゃよりも、触られると嫌がられるもののほうが好きなんだよなあ・・・。困ったものである。

ところで、お友達がおもしろい話をしてくれた。
「だめ!だめ!」ばかりを連発すると、叱っているみたいだから、赤ちゃんに注意するときには「NO!」をつかうようにしているんだそうだ。
NOかぁ・・・。
なんだか、犬をしつけてるみたいな感じもするが、「だめ!だめ!」より、「ノー!ノー!」のほうが確かに耳に優しいような気もする。

ちなみに、はーちゃんの被害に一番あっているハムすけは、「はーちゃん、やめて」とよく叫んでいる。
はーちゃんは、プラレールの線路をはずして、ばーん、ばーんと床に打ち付けるのが好きなのだ。
はーちゃんがハムすけの線路のほうに近づいてくると、「ママ、はーちゃんが線路を狙いに来た。抱っこして遠くに連れていって」と叫び、私の助けが間に合わないときには、線路とはーちゃんの間に、むりやり寝そべって、はーちゃんの侵入を食い止めている。
私は、実は、この二人の攻防を眺めるのが好き。
どっちも真剣でかわいいんだもん。

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