ハムすけは、実家に帰省してからというもの、ほとんど毎日、散歩をかねて電車を見に行っている。
電車とは、能勢電鉄。
阪急宝塚線の川西能勢口から分岐して妙見口までの妙見線 12.2km と、妙見線の山下から分岐して日生中央までの日生線 2.6km 、黒川~山上間の鋼索線(妙見ケーブル)0.6kmからなっている。
ローカルではあるが、鉄道線においては全線日中10分間隔で運行しているし、平日朝夕ラッシュ時には日生中央-阪急梅田間を直通する電車「日生エクスプレス」がある。
阪急電鉄の子会社で、電車は全て阪急のお古(阪急と同じマルーン色)である(はてなダイアリー参考)。
結婚するまでは。通学・通勤と、ずいぶんとお世話になった電車だが、「むむぅ・・・。このまま乗り続けていったら、どんな山奥につれていかれるんだろう」と、一見さんの乗客に思わず不安を感じさせてしまうほどの、自然いっぱいの場所を走る電車である。
ばかにしていたわけではないが、「まあ、いわゆるローカル線だよね」という認識であった。
しかし、たまにハムすけと純粋に電車に乗るという目的のために、電車に乗って、たとえば妙見口まで行ってみるとすると・・・これが思いのほか味があってよい!のである。
ただ、電車を見に行くという場合でも、10分間隔で運行しているので、あまり長く待たなくても電車がホームに入ってきたり、出て行ったりする様子を見ることができるので、電車好きな子どもを持つ親としては、重宝している。
今も、「ぷるぷるぷるぷる(発車ベルの音)、じゅー!(ドアの閉まる音)、しゅっぱつちんこう!」と言いながら、ハムすけは能勢電ごっこを楽しんでいる。
実家の近くに能勢電があってよかった。見直したぞ、能勢電!!
ハムすけは、日に日によく話すようになっている。
今は、大人が話しかけた言葉を、そのままオウム返しする、という形で、話し方を習得している感じがする。
そこで問題なのは、ハムすけの話し方が、ものすごくおかまっぽい、ということである。
その原因は、会話相手が、ほとんど女性&年寄りであることに起因していると思う。
子どもと話をするとき、大人は丁寧な、優しい言葉を使うことが多い。特に語尾。
「今日はいいお天気だねえ」とか「蝉をとってあげたよ」とか。
そのため、ハムすけも、「○○したいねえ」とか、「○○よ」とか言うのである。
得意の「いや!」も、ハムすけにかかると「いやなの!」だし。
まあ、いいのだが、ハムすけが男なので、ものすごぉく違和感を感じてしまう。
このままでいいんだろうか???
おじいちゃん、おばあちゃん、ハムすけの4人で、近くの小さな池に、ざりがにを釣りに出かけた。
近所の小さな子どもから、「ここの池で、ざりがに釣れるよ」との情報を得たためである。
行く途中で、虫取り網を振り回す、おじいちゃんとおばあちゃん。
たちまち、とんぼやせみを虫かごにおさめる。
虫が怖いハムすけは、正直引き気味。おじいちゃん、おばあちゃんのほうがエンジョイしているように見えた。
池について、するめを小さく切り、糸の先にくくりつけ、池につるすと・・・。
あっという間に、あっさりとざりがにが釣れた。
こんなにあっけなく釣れるものとは知らなかった。
するめを、しっかりとはさみでつかんで、なかなか離そうとしない。
三匹釣り上げて、ハムすけのために、とりあえず家に持ち帰った。
家に戻ってから、こわごわとバケツの中を覗き込むハムすけ・・・。
でも、絶対に触ろうとはしない。
後ろ向きに移動する様子や、長いひげをゆらしているさまを、久々にじっくり見て、私も楽しかった。
とんぼとせみを逃がした後、「一晩おいて、明日の夕方には池に返しに行こうね」と言っていたのだが、ざりがには次の日の夕方になる前に死んでしまっていた。
日中、バケツの水の温度が高くなってしまったのかもしれない。
かわいそうなことをした。
やっぱり生き物は、キャッチ&リリースでないと。
せっかく成虫になれて(大きく成長できて)、ハムすけの前に姿を見せてくれているのに、結果として殺してしまうことになったらかわいそうである。
ハムすけは、まったくざりがにの死については理解できていないように思われるし、そんなに虫好きというわけでもないのだし、これからは、そうしよう。
今日、ハムすけはかえるを触ったんだそうだ。
みみずも、かなぶんも、せみも、そーっと指で触れるくらいはできるようになった。
毎日、庭に出て、公園に行って、近所を散歩しているうちに、虫という存在が身近になってきたのかもしれない。
今、ハムすけの虫かごには、かなぶん(ハムすけ流に言うと「かんがんぶん」)と蝉が入っている。
ハムすけは「おじいちゃん。せみ、みにいく」と行って、無理やり父の手をひいて虫かご近くまで行き、「いいよ。いいよ(おじいちゃん、せみをかごから出して)」とねだっている。
「怖くないよ、自分で、かごから出してごらん」といわれ、「いやなの!!」と応じている声が聞こえる。
ふっ・・・。やっぱり、怖いんだ。
ますます日に焼けて、手足を蚊にくわれて、見た目は田舎の子になってきたハムすけ。
「脱・都会の子」は近い?
ハムすけは、実は虫や草がダメな男であった。
おじいちゃんにとってもらった蝉、おばあちゃんにとってもらったかなぶんはもとより、道端に生えているねこじゃらしも、怖くて触れない。
「ほら、蝉よ」と、母が手のひらに乗せた蝉を近づけると、なんと「きゃあ!」などと、かよわい女の子のように叫んだハムすけ。思わず笑ってしまう。
みみずももちろん触れない。
だんご虫は、見つけたら「だんごぶし!だんごぶし!」と言うのは言うが、手は出さない。
蝶やトンボが、ハムすけの近くを飛んでいこうものなら、さっと首をすくめている。
いやはや・・・。
こんなにハムすけって、怖がりなんだっけ?
確かに、死んだミミズは触ってほしくないし、私だって昆虫を平気で触れるというタイプではない(硬い虫は大丈夫なのだが)ので、積極的に昆虫に触れることを推奨してきたわけではない。
家の中にハエが入ろうものなら、「いや~。早く追い出して!!」と、夫に虫退治を担当してもらっていたし。
それでも、だんご虫くらい触れるし、ねこじゃらしはもちろん怖くない。
ハムすけは、おじいちゃん&おばあちゃんから「都会の子」という烙印を押された。
「鍛えてあげる」「慣れの問題よ」ということなので、任せることにしよう。
ハムすけ、がんばれ。
弱っちいのは、格好悪いぞ!!
ハムすけは、おじいちゃん&おばあちゃんに買ってもらったプラレールで、毎日機嫌よく遊んでいる。
プラレール基本セットB(8の字の線路と、踏み切りと信号機つき)とトンネル、「つくばエクスプレス」だけの世界だが、「ぎーがしゃん、ぎーがしゃん、じゅうじゅうじゅう!」などと言いながら、ハムすけは想像の翼を広げ、青いレールの上に電車を走らせて楽しんでいる。
ポイントを切り替えて、電車の進行方向を変えたり、トンネルの出口に顔を寄せて、出てくる電車を見たりと、遊び方にも工夫が感じられる。
なんか大きくなったなあ・・・。一人で長い間電車で遊ぶハムすけを見ていると、ハムすけの成長を感じる次第。
それにしても、ハムすけの鉄道熱は高まるばかりである。
今は、学研の「電車1(東日本編)」「電車2(西日本編)」を熟読中。
JRの特急&超特急のみならず、私鉄特急や、通勤電車などにも興味を持ち始めた。
悲しいことに、私もどんどん詳しくなってます・・・
髪を切りに、梅田へ出かけた。
前にカットしてから、半年もたっている。
私の行きつけの美容院で、いつもカットをお願いしているTさんは、技術がすばらしく、半年伸ばし続けた私の髪形は、それなりの形を保っている。
しかし、前髪はものすごく伸びてうっとうしいし、髪が長くなった分シャンプーも乾かすのも時間がかかって、ものすごく面倒くさい。
今回は、夏ということもあり、出産も控えているので、思い切って短くしてしまうことにした。
それでも、こまめにカットしてもらうのは難しいので、ボブベースでカットしてもらう。
カットの後、ヘアエステもして(人を紹介したので、そのお礼とのこと)、ものすごくリフレッシュして帰途に着く。
きれいに整えられた髪形ですごすのって、幸せ。同じ服を着ていても、同じような毎日をすごすとしても、しゃきっと背骨が伸びるような心地がする。
子育てに追われて、引越し準備と引越しに追われて、自分のことはつい後回しになってしまっていたが、自分のためだけに時間とお金をかけるって、こんなに満足感を与えてくれるものだったんだなあ・・・としみじみ。
昨年の秋ごろから、私の両手に湿疹ができて、とてもつらかった。
小さな水泡ができ、時折ものすごくかゆくなる。皮膚が何度もむけて、そこがひび割れ、何もしていなくてもひりひりと痛んだ。
食器を洗うときには手袋をしたり、保湿クリームを頻繁に塗ったりと、自分なりにこの湿疹を克服しようとしたが、千葉でいい皮膚科が見つけられなかったこと、通院するための時間がなかなかとれなかったことなどで、結局今までこの湿疹がよくなることはなかった。
手が汚いと、とても気分が暗くなる。
他人の目に触れるところだし、なにしろ痛いし痒いしで、本当にいいことがない。
肝臓など内臓疾患からくる湿疹だったら怖いし(以前見てもらった皮膚科の先生に、毒素がうまく排出されなくて、手に湿疹という形ででていると言われたことがある)。
そこで、宝塚南口にある、全国的に有名な皮膚科「尾口皮ふ科」に行ってきた。
診断は「主婦手湿疹」(先生は「幸せの手症候群」ともおっしゃっていた)。
湿疹の治し方のこつを、丁寧に教えていただき、お薬をもらってきた。
コツとは、「10回手を洗ったら、10回薬を塗るのではなく、11回薬を塗る」ということ。この治そうという努力が必要なんだということ。
洗面所、キッチン、枕もとに薬を置き、手をあらうたびにこまめに薬を塗っていたら、手がだんだんきれいになってきた。
なによりも痒くない。
このまま、実家にいる間にきれいに完治させてしまいたいな。
役所に転入届けを出したり、ご近所への挨拶を済ませたり、運転免許証を書き換えたり、金融機関への住所変更を行ったり・・・。
一つひとつは簡単なことなのだが、雑務が多いとやっぱり気分的に「あー、しんど」という感じになる。
買い足さなくてはいけないものもあるし、新居にとりつけられた器具類の使用方法をいまひとつ理解できていないので、たとえば食洗機ひとつ使うにしても、いちいち取り扱い説明書を読まなければいけない。ごみの分別をするのも一苦労。ゴミの分別に関する冊子をそばにおいて、「これは容器包装。これは可燃ごみ・・・」などと確認しなくてはならず、ゴミ箱にぽいっと気軽にごみも捨てられない。
それでも、松本引越しセンターに大量のダンボールをひきとってもらい、外構工事が着々と進んでいくのを見ていると、だんだんと家の内と外が整っていくようで、うれしい。
母と里帰り出産の準備(私の産前産後用の服、ハムすけの夏もの&秋もの、ベビーのものと大量!)をして、実家に発送し、いよいよ、明日は母とハムすけと共に、実家へ。
怒涛のように過ぎた葉山での生活を、実質的にはじめるのは、あと2、3ヶ月先になる。
たくさんの人の力を借りて、引越しを無事に済ますことができたが、何度経験しても、やっぱり引越しって大変・・・。
まあ、私が妊婦っていうのも、大変さに輪をかけていたと思うが。
納戸とウォークインクローゼットの整理は、事前の計画をきちんとたてていなかった(たてられなかった。ダンボールやクローゼットにかけている服が、どのくらいの量になるのか、いまひとつよめなかった)ので、頭を使いながら、しかも試行錯誤しながら進めることになった。
まず納戸。
納戸に入れる手持ちの家具のサイズはチェックしていたので、それは問題なかったのだが、「季節もの(扇風機など)」、「ダンボール箱につめたまま保管しておくもの(昔のアルバムや結婚式のグッズなど)」と、「ダンボールに入れておいておくが、頻繁に出し入れするもの(トールペイントの道具やケーブル類)」、「ダンボールに入れておき、年に1~2回出し入れするもの(クリスマスグッズなど)」、他にスーツケースやゴルフバッグや当面使わない椅子などを、どこに配置すれば、日々の生活がやりやすいか、頭を使う。
ここには掃除道具(ほうきやモップ類)や掃除機、大きなアタックザック、読み終わった新聞なども置いておく予定なので、できるだけコンパクトに効率よく収納しなければ、足の踏み場がなくなってしまう。
一度並べてみて、やっぱりこっちのほうがいい・・・ということも多々あったのだが、なにしろダンボール箱一つひとつが重いので、何度もやり直してもらった母には申し訳なかった。なにしろ、私の方が若く体力もあるはずなのに、体を使えないので。
次にウォークインクローゼット。
こちらは、長方形の部屋の三方に、パイプを通してもらっている。パイプのない辺には扉がある。
ここに手持ちの無印良品の3種類の大きさの衣装ケースを27個、収めなければいけない。それだけでなく、今までクローゼットにかけていた大量の洋服も同時に収納しなければいけない。
まず衣装ケースをすべてウォークインクローゼットから運びだし、衣装ケースを置く予定の場所に、大きさにあわせてダンボールを敷く。
衣装ケースの埃をはらう。
衣装ケースをすべておさめ、かつ、パイプをできるだけ長く確保し、よく使うものはひきだしやすい場所におき、できるだけ同じ場所に、夫のものなら夫のものを、かためて収納する・・・。
これらの条件を満たすために、事前に何度も考え、しかし当然、実際やってみるとうまくいかないことも多く、何度もやりなおした。ここでも母の体力を酷使してしまうことになって、本当に申し訳なかった。
かばんや帽子などは、パイプの上の棚に収納し、なんとか使いやすいように、ウォークインクローゼットの中も整理ができた。
それにしても、洋服・・・。
事前にできるだけ整理したつもりなのだが、この量はどうだろう?
靴や鞄もそうだが、収納場所にはいりきれないほどの量は必要ないと思う。結局、気に入ったものしか使わないのだから。
自分が何を所有しているのか、しっかりと把握して、無駄なものは買わない、2年たって一度も使わなかったものは、処分を考えるなど、日々、すっきりした生活ができるよう努力したいと思う。
納戸とウォークインクローゼットを作って、収納には余裕があるかなと考えていたが、まったくそうではなかった。
自分が考えていたよりも、ものが多い。
ここまで来れば、あとは、行き場のない細々としたグッズの整理を残すのみである。
あともう一息!
