ハムすけが、鼻と咳の風邪をひいた。
そのせいか、ものすごくわがまま&機嫌が悪い。
会話のすべてが「いや!」から始まる。
「だめ!」と注意したことを、わざとしつこくする。
ちょっとしたことでも、すぐに泣く。
なんでも、ママじゃないとだめで、夫がハムすけの相手をしようとしても、断固拒否する。
などなど・・・。
二歳の「いやいや」と、「ママ好き」の時期と、風邪の体調不良が重なって、今のハムすけは最悪の状態なのかもしれないが、ほんとうに、毎日、精神的に疲れてしまう。
友達とも遊べないので、私は機嫌の悪いハムすけと二人きりで、息抜きができなく、ストレスがたまる。
しかも、風邪をひいているくせに、外に行きたがるので、さまざまなパターンの着替えを持ち、時折鼻水をふきつつ、公園に付き合うことになる。
公園で出会ったママと話をしていたら、「体調が悪いときは、みんなそうよ~。うちも5月のはじめ、ずっと熱があって、子どもがわがままになって、ぐずぐず機嫌が悪くて、こんな生活が続くんだったら、私は気が狂うって旦那にあたりちらしてたもん。子どもがぐずぐずしてたら、もう勝手にしなさい!ってドアをしめたり、大きな声でどなったりしてたよ。でも、隣近所に聞こえてたらどうしようって思った」などと聞き、うちだけじゃないんだなあと、少し安心する。
そういえば、私もいらいらして、わりとすぐにハムすけに対して怒りを爆発させているが、窓はたいてい開いてるなあ。隣のおうちには、私の怒声も、ハムすけの大泣きの声も筒抜けなんじゃないだろうか・・・。
あー、はずかし・・・。
夜、ハムすけは何度か寝言を言う。
その寝言が、最近特に、悲しげな感じなので、私はちょっと悩んでいる。
「ラムネ、あぶ!!ラムネ、あぶ~!!!」(ラムネ、食べたい。食べたいよう!!)であったり、
「ママ。かっこ!!かっこ!!」(ママ、抱っこして)だったりするのだが、そのときの表情は悲しげで、今にも泣き出しそう。
きっと夢の中では泣いてるんじゃないだろうかと思う。
ハムすけは、同じくらいの月齢のお友達と比べると、どちらかというと自制心の強いタイプだと思う。
たとえば、ハムすけがラムネを持ってきて、「ラムネ、あぶ」と言っても、私が「だめ。さっきのでもうおしまいって言ったでしょう」と言って聞かせると、わりとあっさり我慢する。
食べるまでしつこくダダをこねたり、やつあたりして物を投げたりする子どももいるけれど、ハムすけは、そうではない。
親ばかというのは十二分にわかっているけれど、とっても「いい子」だと思う。だけど、その分、ストレスを内に溜め込みやすいタイプなのかもしれないなあと思ったりする。
大きくなって、ばーんと変な風に爆発したらこわい。
夢の中で、十分にだだをこねて、ストレスを解消できているのならいいのだが、もしそうだとしたら、夢の中で泣いているハムすけは、めちゃくちゃストレスが溜まっているといえるのではないだろうか。
今の私は、抱っこもあんまりしてあげられないし、「だめ!!」とハムすけを注意したり、怒ったりすることも多いし・・・と、思い当たることや、反省することは山のようにある私なんである。
ああ、かわいそうなハムすけ。こんなママでごめん・・・。
ハムすけは、どんな夢を見てるんだろう?と気になってしかたがない。
日中あった、いろんな出来事を反芻しているのかな?
楽しい夢も見てるのかな?
眠りの中でも、どうか穏やかな幸せな気持ちでいてほしいなあと願っているのだが。
お昼寝をするとき、私には「歌って、ぞうさん」と言ったり、「読んで」とせっせと絵本を運んでくるハムすけだが、夫と一緒に横になっていると、知らぬ間に眠っていることが多い。
「どうやって寝かせてるの?」とたずねると、「足をマッサージしてやってたら、寝た」という。
「マッサージって、どういうの?」と聞くと、「肉球をさぁ、ぐっぐっと押すんだよ」とのこと。
肉球?
足の裏の、肉がもりっとなっているあたりを、押すのだそうです。
それにしても、ハムすけは人を見るというか、私にはいろいろと歌えだの読めだのと要求してき、足を触らせてくれるすきがない。
せっかく布団をかけて、体をあっためて、寝る体制を作ろうとしているのに、「あんよ!」とか言って、ばーんと布団から足を蹴り上げて出してくるし。
なんだか、わりにあわない気分である。
ハムすけに、すっかりなめられちゃってるのかなあ・・・。
ハムすけは、最近文字や数字に興味を持ち出した。
ためしに、ひらがなのカードを見せてみると、「あいう!」といって、何度もやりたがる。
毎日見せているうちに、ほとんどのひらがなが読めるようになった(「れ」と「ね」は苦手)。
今では、私が新聞を読んでいても、一緒に外に出かけても、ハムすけは、目に付いたひらがなを読んでくれる。
カタカナの「ラ」を、「う」と読んだりするので、カタカナも読めたら、ハムすけはもっと楽しいのかなあと思う。
数は、1から10まで音読できるようになった。
まついのりこさんの「とけいのほん1」や、ハッチンスの「おまたせクッキー」など、数の出てくる絵本も大好きである。今はお風呂からあがるときに、11から20までを覚えているところ。
11が「じゅういちじ!」と、なぜか時刻になってしまうのは笑えるが、本人としては、声に出して数字を言うことが、ものすごく楽しいみたいである。
わざわざ「お勉強!」という感じで親が教えなくても、こうして自然と、文字や数に興味を持つようになるもんなんだなあ・・・と、子どもの成長の不思議を見ている気分。
鴨川シーワールドへ出かけたことは先に書いた。
そこで、「ここって、ハワイのシーライフパークみたいだね」と夫と話をした。
その後、「大山千枚田」を見に行った。
ここには、375枚からなる棚田がある。
田植えのために水の張られた小さな田んぼの連なりは、本当に綺麗で、ここでは、
「バリのウブドゥにいる感じがする。こういう風景って好き」というような話をした。
帰途につくドライブ中、海の横の大きな道を走っていると、「ここを通るとき、いつもカリフォルニアにいるような気分になるんだよね」などと夫が言う。
日本にいながらにして、しかも、南房総へドライブしただけで、ハワイとバリとカリフォルニアにいる気分になれる、安上がりな私たち・・・。
最近、遠くには出かけていないもんなあ。落ち着いたら、どこか旅に出たいなあ・・・。
