私の父方の祖母(ハムすけにとっては、ひいおばあちゃん)に会いに行った。
そこで、カブトムシをオス、メス各2匹をもらったので、今、実家で飼っている。

飼育箱と、昆虫マット(土)を買ってきて環境を整えてやり(土を入れないと、ごそごそ、がさがさ、ものすごくうるさい)、カブトムシ用ゼリーをやったり、スイカをやったりして、世話をしている。
ハムすけは、最初は遠巻きにカブトムシを指差して、「おう、おう!」と言っていたが、最近は飼育箱をぶら下げてもってきて、「フタを開けろ、もっとよく見せろ」というまでになった。ちょっとはカブトムシに触れるようにもなった。
ハムすけは、好奇心旺盛というよりは、じっくり慎重にコトにあたる性格のようなので、カブトムシと仲良くなるにも時間がかかる。

私は、最初に最低最悪のことを想像しておいて、「ああ、現実にはそうならなくて、よかった、よかった!私ってツイてるぅ」などという、非常にせこい喜び方のできる女だが、男の子が生まれたときに、最初に最低最悪の出来事として想像した中のひとつに、「生き物を飼う」ということがあった。
家の玄関や庭先に、所狭しと並べられた昆虫箱。中にはめだかやら、ばったやら、なにやら得体の知れない生き物がはいっている。そして、世話をするのは私・・・・というような想像である。
「ああ、本当にイヤ!私は放っておくと死ぬと分かっていて、世話を放棄することはできない。でも、虫の世話をするのはイヤ、イヤ、イヤ!」
私は「ちゃんと世話をするから」と言いながら、何度も母に尻をぬぐってもらった過去があるので、ハムすけのことも信用できないのだ。ぜったい私におはちが回ってくる・・・とおびえてしまう。

とはいっても、苦手ではない昆虫もいる。かぶとむし、くわがたはその数少ない許容できる昆虫なので、今回は、それほど世話するのに苦痛は感じていない。なんといっても、ハムすけはまだ昆虫の世話ができないのだし。
それよりも、ハムすけより長い間カブトムシの行動をぼーっと見ていたり、土が乾燥してきたら水吹きでしゅっしゅっと土を湿らせたり、「小さいほうのオスが、もぐっちゃって見当たらないなあ。すいかがあるの、知ってるのかな?」などと心配したりしているくらいである。

昼間はたいてい土の中にもぐってしまっているが、夜になると、ごそごそと活動をはじめるカブトムシ。
土を入れていても、プラスティックの壁に、角やら足やらがこすれて、コンコン、カサカサとうるさい。
昨夜はあまりに音がすごいので、わざわざ起きて見に行ったら、交尾をしていた。
必死に逃げるメス、メスにのりかかって、やっきになって押さえ込もうとしているオス。
「ぎゅー、ぎゅー」というか「じゅーじゅー」というか、奇妙な声で鳴いている。カブトムシが鳴くなんて知らなかったので、ちょっとびっくり。鳴くんだ、カブトムシ・・・(新しい発見!)。
無事に(?)交尾を終えて、メスは土の中にもぐってしまったのだが、強姦にしか見えないその無理やりな感じに、心がざわざわした。やっぱり自然というか、野生というか、そういうものって、カブトムシくらいの小さいものでも、目の前で見ると怖い。

ハムすけも、見たらショックを受けるんだろうか?私のように。
それとも、案外「こういうものなんだ」と、カブトムシのやり方を受け入れることができるのかもしれない。カブトムシにとっては、あれが自然なのだろうから。
もしかしたら、メスは卵を産むかもしれない。
来年になったら、カブトムシが誕生するかも・・・。それはそれで、うれしいようなこわいような複雑な気分。
千葉に持って帰りたくないなあ・・・というのが正直な気持ち。カブトムシは苦手ではないが、虫の世話をするのはイヤだ。

実家で、ビニールプールを用意してくれていたので、毎日朝夕ビニールプールで遊ぶハムすけ。
ハムすけは水遊びは大好きなのだが、どうも遊び方がちんまりしている。
プールの真ん中に仁王立ちになって、ひしゃくで水をすくっては回りにまいたり、手をちゃぷんと水につけて、手についた水滴をプールの外側に落としたり、プールのふちに体重をかけて、水をあふれさせたり・・・。楽しいんだろうか?と心配になるが、本人は楽しんでいるらしく、30分くらい遊ばせて、水からあげようとすると、ものすごく抵抗する。

友人宅のビニールプールで遊んだときも、ハムすけの相棒Nたんは、「うきょー!」と奇声をあげ、ばしゃばしゃ!じゃばじゃば!と水と戯れて、「おれ、ノッてるぜ!ハイテンションだぜ!」という感じだったのだが、ハムすけはちんと座って、「じゃー」といいながら水をすくっては落とすというような、地味な楽しみ方だったしなあ・・・。
何かにつけ、ハムすけは初めてのことには慎重な男なので、ビニールプールに慣れてしまえば、Nたんのように「楽しいぜ!」という感じになるのかもしれない。
私としては、もうちょっとダイナミックに水遊びをしてくれると、ビデオの撮りがいがあるのになあと思う。ま、いいんだけど。

毎日、身体が冷たくなるほど長い間プールで遊んで、庭で蝶を見たり、飼っているカブトムシを触って、近くの公園では近所の子どもたちと遊んで、近所のおばちゃんたちには声をかけてもらい、家ではおじいちゃんとお風呂に入って、おばあちゃんにめちゃくちゃかわいがってもらって、私の妹にいろいろ遊んでもらって、ハムすけはいい刺激をうけて、毎日、ますます黒く、たくましくなってきている。
親子ともども、実家ライフを満喫中。夏休み万歳!!

男の子だから、という風に育ててはいないつもりなのだが、ハムすけは乗り物がすきである。
そして、総じてお友達の男の子も、バスやら飛行機やら、動く乗り物が大好き。
女の子がぬいぐるみをかわいがったりする様子をみながら、「やっぱり、男と女は興味の方向が生まれつき違うのかなあ」と思ったりする。
本当に不思議。ハムすけは、ぬいぐるみも車のおもちゃも両方持っているけれど、絶対に車のほうがすきだもの。

散歩途中に、飛行機を見つけると「ごー、ごー」。
バスを見かけると「ぶー、ぶー!」
電車が走っていると「がんがん(がたん、ごとん)」。
ハムすけが指をさして、一生懸命目で追っている姿を見ると、本当に乗り物が好きなんだなあと思う。
遠くで飛行機やヘリコプターの音がするだけで、「ごーごー」と反応してるくらいだもんな。
私にも、見つけると思わず声が出て、指をさしてしまうくらい好きなものって、あったっけ?と思わず考えてしまう。
あ、あるなあ。ハーゲンダッツのアイスクリーム!新商品なんかが出ると、別に買う気がなくても、夫に「ねえ。みてみて。新しいのが出てるよ」って、やってしまうもんな。
つまり、ハムすけも、私がハーゲンダッツのアイスクリームをすきなのと同じくらい、乗り物が好きということか・・・。ふむふむ。
いつも、ハムすけって何を考えているのかなあ?と思っているけれど、これに関しては、なんとなく理解できるような感じ。

積み木も、携帯電話も、全部車に見立てて、床を走らせているハムすけ。
最近は、「ぶーぶー(バス)を見に、駅まで行こうか」と、お散歩も一緒に楽しめるようになってきた。
おもちゃを選ぶのも簡単だし、ハムすけに自分の意思や好みが出てきて、それをこちらが理解できるようになってくると、付き合い方も楽になってくる。
ハムすけに関しては、当分は、車、電車関係でいけそう。

実家に帰ってきている。
「へとへと」を読んで、心配してくださったみなさま。ありがとうございます。
夫の気配りのおかげで、わりと長い間、実家に滞在できることになった。
実家で、両親や妹がハムすけを見てくれて、おいしいご飯を作ってもらって、体力・気力ともに余裕ができた、というのもあるけれど、夫の優しい気持ちも、気力の回復にかなり効いていると思う。
「へとへと」のブログを読んだのか、家でさりげなく気を遣ってくれているのが分かったし、今回の帰省は、「実家でのんびりしておいで」という感じで、気持ちよく送り出してくれた。

・・・ということで、今は実家ライフを満喫している。
もう大丈夫です。
また、「疲れた・・・もうだめ」と思うときがあるかもしれないけれど、夫が助けてくれるから大丈夫!と心から思えるから、本当に「へとへと」じゃなくなりました。

夫の友人家族が家に遊びに来て、そのまま続きで、サッポロビール千葉工場内のジンギスカンを食べさせるビヤレストラン「千葉ビール園」に行くことになった。
そこでは、出来立てのビールが飲める。
子どもを除く全員が「今日は、ビール飲むぞ!!」と気合が入っているので、私たちはまず友人の車で千葉ビール園まで送ってもらい、友人たちはいったん車を家に戻して、タクシーを乗り付けてきた。

店内は全面ガラス張りで、窓の外は一面のオーシャンビュー。
東京湾の夕焼けを見ながら乾杯し、ジンギスカンをちょこっと食べ(私は、ジンギスカンが少し苦手)、生ビールをがんがん飲んだ。
私は外ではあまり酔わない性質なのだが、久しぶりのビール(断乳して以来、家でちょこちょこ夫のお相伴をしていたが、ちゃんと飲んだのは妊娠して以来だから、超久しぶり)に、つい飲みすごしてしまった。
ジョッキ6杯目くらいまでは覚えているが、後はどれくらい飲んだか思い出せない。
友人と別れて、タクシーで家に帰り、夫がハムすけをお風呂に入れてくれて、私がハムすけを受け取って、いろいろと世話をし、寝かしつけたみたいだが、はっきりいって覚えていない。
酔っ払っていても、ハムすけの世話は身体に染み付いていて、できるもんなんだなあと感心してしまう(自画自賛)。

千葉に住んでいる間に、一度は行ってみたかった「千葉ビール園」。
飲みすぎて、次の日にちょっと残ってしまったけれど、行けて満足。

私は、今、かなり疲れている。

6:30起床、朝ごはん。8時から9時まで外遊び。帰ってきたらお風呂でシャワーがてら水遊び。10時から12時までお昼寝。お昼ごはん。午後は友達(ORお母さんと二人きり)と室内で遊ぶ。17時から19時まで外遊び。夜ごはん。お風呂。歯磨き。21時には就寝。
ハムすけの一日のスケジュールを書き出してみると、ざっとこんな感じになる。

いったん外にでると、干からびたミミズをつかむわ、汚れた指をなめるわ、砂を触った手で目をこするわ、なぜか点字ブロックを見つけると、線状ブロックに沿ってハイハイを始めるわ(コンクリートに靴の甲がすれて、靴がボロボロになる)、ベンチなど高いものがあると登りたがるわ、わざわざ水溜りの中でしりもちをつくわ(公園の水場周辺にはつねに水溜りがある)、疲れたら動かなくなって抱っこをせがむくせに、自分が歩きたい時はどうやっても抱っこさせてくれないわ・・・もう、本当に、「うわー、それだけはやめて」ということばかりして、ひと時も目が離せない。

二人で家にいたらいたらで、「絵本読んで」。読んだら読んだで「もう一回読んで」としつこいし、一緒に遊んでいても、何か気に入らないことがあったら、おもちゃを投げるし、人がものを食べようとしたら「俺にもよこせ」とうるさいし(「僕にもちょうだい」というような雰囲気ではない)、うろうろしては転んで、体のどこかを椅子やらテーブルの角にぶつけて(たまに流血)&大泣きするし、ハムすけの食事の用意をしようとキッチンに入ったら、ガードに巻きついてわんわん泣き続けるし、お茶を口からこぼし、服とスタイをびちゃびちゃにするし、お風呂に入ったら、ボディシャンプーの泡を食べるし、もう、本当に、「なんなのかしら、いったい・・・」ということばかりして、気が休まることがない。

今月1日から、ようやくスプーンとフォークでご飯を一人で食べる練習を始めたので、食事タイムも疲れる。
机と椅子まわりに新聞紙をしきつめ、根気よくスプーンとフォークの使い方を教えるも、何度言っても、ハムすけは同じ間違いを繰り返す。
朝ごはんと昼ごはんはいいのだが、夕方にもなると、私は疲れと空腹で、ちょっとしたことでもイライラしがち。なにしろ、家事もあるし、ろくなご飯を落ち着いて食べる暇がないのだ。それで、「怒っちゃだめだ。怒っても仕方がない」と頭では分かっていても、ついついハムすけに声を荒立ててしまう。「ちがうでしょ!スプーンはすくったら、そのまま口に入れるの!くるっと返したらだめ!!」なんて調子である。
食事は楽しくがモットーだし、ハムすけは食べることが大好きなので、そのいいところはのばしてあげたいと思うのだけど、ついいらいら怒ってしまって、後になって非常に後悔する。
のんきなかわいらしい顔をして眠っているハムすけの髪をなでながら、「怒らないようにしようと思ってるんだけど、すぐに怒っちゃってごめんね」とおいおい泣く私・・・。ああ、私は疲れてるなあ、涙腺ゆるいもんなあ・・・と思いつつ、しばらく泣いて、ちょっとだけすっきりする。

ハムすけはかわいい。世界中で一番大切だと思う。
犬を見て「まんまん」、鳥を見て「ちっち」と教えてくれるし、私の頭をよしよしなでてくれるし、ご飯をたくさん食べて健康でいてくれる。
ハムすけがにっこり笑うと、幸せな気持ちになる。
だけど。
ほんと、私はへとへと。こういう生活が365日休みなく続くと思うと、暗い気持ちにさえなる。これで子どもが二人になったら、どうなるんだろうなあ・・・。なんだか想像できない。
今、私は、家事をしなくてよくて、自分のやりたいことができて、気がむいたときだけハムすけと遊ぶ・・・というような生活をしてみたい。ちょっと休みたい。

私の場合、夏といえば「花火」である。
どーん、どーんとおなかに響く音。大輪の光の花たち。
もうそれだけで、「夏が来た~!!」と思うし、わくわくした気持ちになる。

今住んでいるところからは、シーズン中、ロッテマリーンスタジアムで5回裏終了後に打ち上げられる花火を見ることができる。どーん、どーん、ばちばちばちばち!!と音が聞こえ始めると、手があいている時はたいてい、ハムすけを抱っこして花火見物とあいなる。
光と音が多少ずれるのが難点だが、夏の間の楽しみといえよう。
4日には、ロッテ対ソフトバンク戦を観戦したので(この日は、ハムすけは泣かずに機嫌よくしていた)、光と音が一致する状態で花火を見ることができた。

そして今日は、千葉市民花火大会である。八千発の花火が夜空を彩る。
私の家のリビングから、ちょうどうまい具合に花火が見えるので、友達とその子どもが家に来て、4人で一緒に花火を見た。
子どもたちはめいめいおもちゃで遊び、私と友達はおしゃべり&飲み食いしつつ花火を見る。
マリンスタジアムの花火よりも更に光と音がずれるのは、この際目をつぶろう。混雑した会場にいなくても、こうして居ながらにして花火を鑑賞できるなんて、なんて贅沢なのかしらと、わけもなく「ふふふ!」と不敵な笑みがこぼれてしまう。

あとは手持ち花火をしなくちゃ。なんとなく打ち上げ花火の音が怖いハムすけも、手持ち花火なら楽しめるんじゃないかな。

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